法学部なら、数学に無縁と考えるかもしれないが、弟や法学部の友だちの話を聞くかぎり、高級官僚になるためのI種試験は、数学ができないとまず受からないそうだ。このことは司法試験にもいえる。短答、論文、口述と順を追って受けるわけだが、この中で最難関といわれる論文試験に関していえば、数学ができるのとできないのとではエラく違うようだ。なぜか)この試験は、いかに条文を覚えてもダメで、それを論理的に組み立てられないとダメなのだ。一日十時間以上、何年も司法試験の勉強をしていても受からない人は、この論理の組み立てができないようだ。実際、中央大学の法学部は一年生のときから司法試験の勉強を始めるのに、三年くらいのときから勉強を始める東大生より合格者の平均年齢が三、四歳くらい上なのだ。これは、中央の人が頭が悪いとかいうのでなく、「中央の大学受験も数学が必修であれば、もっと合格者の平均年齢が下がるんじゃないか」と友だちがいっていたが、ボクには、なんとなく当たってる気がする。
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