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赤本を選択基準に!

赤本を選択基準に、絞り込んだ志望校は、いわば「目安」程度にとらえればよいでしょう。これまでの例でも、多くの受験生は、冬休みなどに集中する模擬試験や直前の模試で得た偏差値をみて、最終の志望校を決めています。合格実績を見ても、直前の模試偏差値に見合った大学に合格しているのが、通例です。この時期は、志望校確定に神経質になる必要はありません。赤本は、入試直前三ヵ月の追い込み時期を迎えた勉強法として、大多数の受験生が徹底して行います。赤本に取り組む注意点は、常に本番を意識することです。時間の配分などを身に付けるのも重要な勉強法で、時間を計って設定時間内に、解く訓練が肝心です。赤本に取り組むときは常に本番の気持ちで臨むようにしましょう。

「保護者同伴面接」で注意

「保護者同伴面接」で注意したいのは、子どもに質問している事柄に脇から親が答えないことです。親が先に答えたり、子どもが親に助け舟を求めたりしていると、過保護に育てていると思われます。また、父親について、親子関係について、兄弟関係についての質問でも出るので、親子で話に食い違いが出ないよう、事前に十分話し合っておきたいものです。この他に、「グループ面接」を行う学校があります。「グループ面接」で見ているのは、人の話をきちんと聞いているか、全体の流れのなかで発言できているかといったことです。単に発言が多ければいいというものではありません。他にも、いろいろ気をつけたい点はありますが、「この子を入学させたら、他の子に悪影響を及ぼす」といったごく一部のケースを除けば、面接で落ちることはありません。心配しないで臨みましょう。

完全学校週5日制の時代の教科書はどうなるか

2002年から、学校が完全週5日制になることが決まりました。学習指導要領が大幅に変わり、移行措置は2000年から実施されます。学校の役割を少なくし、その分は家庭や地域社会で子どもを育ててほしいという制度が、スタートすると思ってもよいでしょう。学校の役割が少なくなるということは、学校で学ぶ時間だけでなく学習量も減少するということです。つまり学校のスリム化が2002年から本格的に始まるということでもあります。当然学習内容もスリム化して、教科書の内容も少なくなります。では具体的にどのように変わるのかを、小学校と中学校に的を絞って紹介していきます。1998年6月22日、文部省の諮問機関である教育課程審議会では、2002年からの学習内容を発表しました。また1998年11月18日には、新学習指導要領案が発表され、それに基づいて教科書が作成されていくことになります。1番目立った変化は、小学校で習う算数と中学校で習う数学です。理科や社会も削減されましたが、何と算数は約30%、数学は約36%も大幅に削減されることになりました。時間数は、小学校で約20%、中学校で約25%の削減ですから、数字のうえではかなりゆとりが生まれることになります。